本格ローディへの道

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【ジロ・デ・イタリア2018】第二週までの感想

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from giro twitter

今年はロンド・ファン・フランデレンを目的にDAZNに契約したので、現在開催中のジロも欠かさずチェックしている。

昨日で第二週が終了して今日は休息日、そして明日は個人TTで最終週の幕開け、という状況。

今年のジロは昨年に引き続き接戦で、非常に見ごたえのある闘いになっているが、これまでの感想をランキング形式で記してみたい。


第5位
フルーム大苦戦
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from cyclwyerd

最難関山岳のモンテゾンコランを制して一矢報いたとは言え、フルームはここまでほとんどの山岳において終盤に遅れを取ってしまった。

やはり開幕TT前の試走での落車の影響は大きいのだろう。

でも個人的には落車してなくても、マリアローザは厳しい闘いになっていたのではないかと思う。

というのも、ツールに比べてアシスト陣のコンディションもそれほど高くないように見えるから。フルームがマリアローザを着用してないとは言え、スカイがレースを
コントロールする局面がほとんど見られない。
もしかしたらフルームと言う選手は、TTをベースにリーダージャージを獲得した上で、チームスカイによる集団コントロールによって最大限の力を発揮する選手なのでは?


第四位
大本命同士のマリアチクラミーノ争い
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from giro twitter

戦前の予想通りヴィヴィアーニとベネットがスプリントステージを席巻。

ヴィヴィアーニは現在トップスピードでは世界最強レベルだね。
カリフォルニアではガビリアが圧勝したけど、クイックステップというチームはトレイン力も素晴らしい。

ベネットは正直万全のスプリントではヴィヴィアーニに歯が立たない感じだけど、ヴィヴィアーニのバットデイで確実に勝利してここまで2勝。今期はこれまで勝利がなかったけど、大一番で素晴らしい成果を上げている。
但し、ヴィヴィアーニやガビリア、ユアン、キッテル
らとガチンコになる場合はまだ厳しそう。


第三位
逃げ切れない
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from giro twitter

今年はこれまで逃げの勝利がほぼ無い。
チャベスが山岳ステージで逃げきり勝利をしたけども、あのステージではチームメートのイェーツが勝とうと思えば勝てただろう。
それを除くと、ここまで全ての逃げが捕まえられている。

言い換えると、スプリントステージではスプリンターが、山岳ステージではクライマーがきっちり勝利していると言うこと。

グランツールは例年山岳ステージを中心に総合に関係ない逃げが容認されるケースがそこそこあるけど、今年はおそらく、デュムランとのタイム差を少しでも広げるべくイェーツにステージボーナスタイムを狙わせるためにミッチェルトンが逃げを容認してくれないのだと思う。


第二位
デュムラン磐石
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from cyclwyerd

しかしこの男は凄いね。
ゾンコランや昨日の15ステージの山岳の粘りを見る限り、ツールやブエルタの総合も狙えるんじゃない?

カンチェ引退、マルティンの全盛期も過ぎた今、TTは独壇場だし、山岳もここまで粘り強いとなると、残る敵は腹痛だけか?

イェーツとのタイム差は実に微妙な差。どちらも最後までバットデイなくローマにたどり着いてほしいね。


第一位
サイモンイェーツ覚醒
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from giro twitter

ここまで最大のトピックはなんといってもイェーツの活躍。
もともと総合系では有力な選手だし、今大会の優勝候補の一人ではあったけど、ここまでの活躍を予想出来た人は少ないはず。

はっきり言って頭一つ抜けたパフォーマンスを見せて、実質ステージ4勝の活躍。

特に驚いたのがゾンコラン。比較的登坂の距離の短く厳しい山岳はもともと得意だったけど、ゾンコランのような距離も傾斜も厳しい山岳でもトップパフォーマンスを見せたのは驚き。

まさか、Dしてないよな…という疑問さえでるぐらい絶好調だね。

但し16ステージが34キロ強の平坦+ダウンヒルTTのため、これだけ素晴らしい走りを見せてても未だデュムランと拮抗しているのが厳しいところ。

それでも、もしかりにTTでデュムランに逆転を許して最終的にマリアローザを獲得出来なくても、今大会最強だったのはイェーツとして語り継がれると思う。



さて、残り6ステージが最高に楽しみだ!