【インプレ】カンパニョーロ ゾンダC17(CAMPAGNOLO ZONDA C17)
ゾンダにして2週間。
その間に50㎞程の中距離ライドを3回行ったので、概ね特徴が掴めてきた。
初めてのホイール交換対象として、ゾンダを検討している人は多いと思うので、多少なりともインプレを。
その前に、いくつか私特有の前提条件を示しておく。
比較対象ホイール
AXIS elite
交換前のホイールは、ターマックの完成車に付属しているAXIS elite。
所謂鉄下駄なはずなんだけど、以外や以外、色んな情報をかき集めた所によれば、重量前後で1700㌘を切るレベルらしい。
確かに外して持ち帰って来るときそこまで重くなかった。
同時にタイヤ交換実施
ホイール交換と同時にタイヤも交換しているので、こちらの影響を加味する必要あり。
ちなみにタイヤは、スペシャのエスポワールからルーベに交換。よりエンデュランス向きにした。
但し、それ以上に、サイズを23cから25cに変更している影響が大きいと思われる。
以上の前提条件を踏まえ、インプレ。
比較対象のAXISを☆1つとしてゾンダを判定します!
(満点星☆☆☆☆☆)
1. 踏み出し ☆
正直AXISとそんなに変わらない……。
ゾンダに変えて、劇的に軽くなったということは残念ながら無し。
ゾンダの重量は1590㌘程度らしいので、AXISから大きく軽量化したわけではない。(私の場合、タイヤワイド化した分重くなってるし)
2. 巡航速度(転がり) ☆☆
こちらは僅かだが確実にグレードアップを体感できた。
よくギア一枚分軽くなるとか表現されるけど、個人的にはギア0.5枚分(そんなのないけど)ぐらい軽くなるレベル。
時速で1.5㎞ぐらい巡航速度があがった。
これはハブがAXISより優れているんだろうなと思っていて、明らかにゾンダの方が一踏みで長く転がる。
3. 快適性(乗り心地) ☆☆☆
これはタイヤのワイド化とセットで考えないといけないけど、振動吸収性が格段に上がった。
タイヤワイド化の影響も大きいと思うけど、乗り心地の良さはゾンダの特徴だと思う。
4. デザイン ☆☆☆☆
スポークが細いので思ったより目立たないけど、やっぱり特徴的なスポーク組は格好良い!
ちなみに、良くカンパはラチェット音が大きいと言われるけど、はっきり言ってそこまでうるさくない。
音自体は特徴的だけどね。
5. 評価 ☆☆☆
ゾンダにしたら走りが劇的に変わることを期待しているとしたら、それは裏切られることになると思う。
確かにに転がりは間違いなくAXISより良いし、少しは速く走れるようになるけど、数万円で劇的には変わらない。BORA ULTRAとかだと劇的に変わるのかもしれないけど。
どちらかと言うとゾンダの特徴は、転がりの良さと乗り心地の良さが両立されている点だと思う。
まだゾンダで100㎞超のロングライドを行っていないけど、確実に快適性は増しているだろう。
デザインの良さも含めて、5万円台の値はありそうと言うのが今のところの私の評価です。