本格ローディへの道

ロードバイクにハマっているポタリングローディ『KASK(´・ω・`)』 が初心者ローディ脱却を目指すブログ。

パワーサドルで約1,500㎞走りました

4月にパワーサドルを買ってから約5ヶ月。

 

一度購入直後にインプレをしたけど、その後走り込んで評価が固まって来たことと、パワーサドルのインプレ記事のアクセスが多いので、ここらで追加レビューしときます。

 

前回のインプレ 

minormania.hatenablog.com

 

ちなみに購入記事

 

minormania.hatenablog.com

 

 

 

改めて、私が使用しているのは、スペシャライズドのパワーサドル、正確にはPOWER ARC EXPERT SADDLE のアシッドミント143㎜。

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スペシャライズドのオンラインストア上の商品説明には、以下の通り記載されている。

 

〜新しいPower Arc Expertサドルは、好評を博したPowerサドルにさらなる改良を加えた製品です。もとのPowerやPro Arcと同じチャネル、長さ、中空チタンレールですが、シェルとパッディングが異なります。といっても、高剛性の複合素材シェルと柔軟なレベル2のポリウレタンパッディングという点は変わりません。サドルの形状は座骨をしっかりとサポートする設計で、そこに通常よりは短いノーズを組み合わせ、アグレッシブなポジションでのライドでも軟組織への圧迫が少なくなるよう配慮しています。さらにこの方向性を一歩進めて、特別に幅が広く長いBody Geometryチャネルを設けました。このチャネルは、デリケートな部分への圧迫を減らしてしびれを防ぐ効果が血流試験と圧力マッピング試験で実証されています。

こうしたことはすでにPowerをお使いのライダーにはおなじみでしょうが、今年の製品は、より身体の形に添う曲線のBody Geometry形状になっています。それがライドにどう影響するかって? 「サドルの上に乗っている」のではなく「サドルと一体になっている」ような感触が得られるはずです。ひいては、男女を問わず、どんなポジションでサドルに座っても、より大きな快適性とよりすばらしいパフォーマンスが得られるというわけです〜

 

 

ほんまかいな?という印象の人も多いでしょう。

 

 

ここからは私が累計1500㎞程走った感想を、今回は文章でつらつらと記します。

 

大きな特徴は2つです。

 

 

⑴サドルの面積が狭いので自然と前傾姿勢になる

 

パワーサドルの特徴の一つが、短いノーズ。一般的なサドルよりもかなり短め。下の比較画像を見てもらうとよくわかる(背景の全く違う画像ですいません…)

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ノーズが短いとどうなるかというと、お尻から股にかけてサドルと触れる面積が狭く、とりわけ前方部分に障害が無いので、自然とハンドル側に体重をかけたくなる。

言い換えると、サドル面積が狭い為サドルに体重を置くとお尻が痛くなりやすいので、自然と上体が倒れ、結果としてハンドルに体重が行く。

 

 

実際私もパワーサドルにしてからかなり腰回りと腕の筋肉が付いてきた。これは前傾姿勢をとっている時間が増えたからと思われる。

 

逆に弱点としては、ポジション調整の余地が少ない点。お尻を前後にずらして痛みを緩和したり出来ない。

また、全開で走っている時にすぐお尻が前にずれてしまう点(プロがタイムトライアルなどで良くお尻のポジションを後ろに直しているアレ)

 

 

 

⑵曲線ジオメトリーの採用で尻の痛みを緩和

 

サドル面積が狭いので、ロングライドなどで疲れて上体が起きてきた時にお尻が痛いかな、と思っていたんだが、意外とそうでもない。

実際にパワーサドルで、一回の距離としては最長130㎞程走ったが、ライド中特段お尻の痛みは無かった。

 

これは、パワーサドルが曲線ジオメトリーを採用しお尻に沿った形状にしていることで、痛みを緩和する効果が出ているのだと思われる。

 

加えて、曲線ジオメトリー+ショートノーズの効果で、太ももの内側がサドルに擦れたりするようなことが無いのもメリット。

元祖パワーサドルは太ももの内側が擦れるという話が良くあったらしく、これが曲線ジオメトリーの採用にも繋がったらしいよ。

 

とはいえ、サドル面積が狭いので通常のサドルよりは上体を起こした時のお尻に掛かる負担は大きいと思う。

 

 

 

総じて思うのは、パワーサドルに乗ると、とにかく鍛えられる。

前傾フォームを固めたい人にはとてもオススメできる。

 

一方で、あまり遊びの無いサドルなので、ユルポタなんかには向かない気がする。

 

上記の通り、100㎞超のライドでも特段お尻の痛み無く行けるけど、単純に快適性だけを求めるならパワーサドルより優れたサドルは他にあるだろう。

 

個人的にはとても気に入っていて、購入したパーツの中でもトップクラスのお気に入りです。

 

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